デーヤモンドヘッド
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同じJJ設定のベースであってもtmpの楽器は従来の楽器を上回る本体鳴りから通常のJBを明らかに上回る厚いローレンジを備えておりますので、通常のJBの様にフロントと平行ロケーションでリヤーPUを設定した場合、ローエンドからハイエンドまでのバランスが聞き慣れたJBサウンドとは異なったバランスで聴こえている筈なんですね。よりローよりのサウンドとして。 そこでtmpのJJ設定ではリヤーPUをスラント設定に変えてハイエンド域に広げたバランスで拾わせてJBサウンドでありながらも重厚さを備えたローエンドとバランスする高域を確保させています。 ですからワタクシに「純粋に60'sのJBサウンドで鳴りの素晴らしい楽器が欲しいんです」とオーダー下さった場合には勿論通常の平行ロケーションでのJJ設定で楽器を作ります。 ですが、tmpベースの基本設定では先にお話しした様に同じJJ設定であっても、より重厚であり、よりブライトでもあるんです。薄い音でレンジだけは広いのはアンサンブルで存在感も無く抜けませんから最悪ですが、腰が強く痩せていないサウンドが楽器本体に確保されていれば、tmpのJJ設定はレンジの広さ、としてメリットが生きて来ます。 もし仮に、オールドタイムのベースサウンドが欲しければ簡単です。EQの70hz以下をゼロではなくてマイナスdBにして完全にローエンド域をカットしてしまえばいいんです。 そして同じ様にハイエンドも16k以上をカットしてしまえば再現出来ます。あくまでゼロdBじゃなくて、カットオフです。